餅田こゆび先生の『りりーすれっすん』は、家庭教師と生徒という明確な立場の差から始まり、その境界線が少しずつ揺らいでいく過程を描いたラブコメだ。真面目に仕事と向き合う松本と、投げやりで反抗的な吉田。噛み合わない二人のやり取りはコミカルだが、その裏にはそれぞれの息苦しさが潜んでいる。「教える側」「教えられる側」という役割が外れたとき、物語は一気に動き出す。
商品価格を含め情報の一切は2026年4月10日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
キャラクターの魅力|不器用な大人と拗ねた少年

松本は仕事に誇りを持つ一方で、融通が利かず感情を表に出すのが苦手なタイプ。
一方の吉田は怠け者に見えて、実は管理され尽くした生活に諦めを覚えている。
どちらも不器用で、正論だけでは救われない弱さを抱えているのが魅力だ。
特に松本が「教師」としてではなく、一人の人間として迷い、踏み出してしまう瞬間が印象に残る。
構成と演出|軽さの裏にある危うさ

会話のテンポは軽快で、ギャグ寄りのやり取りが続くため読みやすい。
しかし、その軽さの中に「立場を越えること」への危うさが自然と織り込まれている。
安易なご褒美ではなく、条件付きの身代わりという設定が、二人の距離感を絶妙に保っている点も秀逸。
笑いながらも、どこか緊張感が残る構成だ。
読者体験|笑ってから考えさせられる

最初は気軽なラブコメとして楽しめるが、読み進めるほどに「これは誰のための選択なのか」と考えさせられる。
松本の行動は善意か、逃避か。
吉田の態度は甘えか、防衛か。
答えを押し付けず、読者に委ねる余白が心地いい。
ドキドキと同時に、少しだけ胸がざわつく読後感が残る。
まとめ|境界線が揺らぐ夜に

『りりーすれっすん』は、役割に縛られた二人が一瞬だけ素に戻る物語だ。
正しさよりも感情が先に動いてしまう、その危うさこそが魅力になっている。
「大人でいることに少し疲れた時に」ふと読み返したくなる一冊。
『りりーすれっすん』はどこで読める? FANZAの試し読み情報!
餅田こゆび先生の作品「りりーすれっすん」を読むならFANZA一択!
COMICアンスリウムでお馴染みの餅田こゆび先生の作品が、FANZAなら多数用意されていますよ(^^)
エロ漫画好きならコレ! 餅田こゆび先生の作品が読めるのはココ!


