ある日、不登校の男子学生・坦 耕大(たいら こうた)の家に滑砥 矢庫(なめとぎ やこ)と名乗る風紀委員の女の子がやって来た。さっそく指導を始めると言い、なんといきなり耕大のズボンを脱がせてきたのだ。
彼が抵抗しても「不健全な生活は不健全な性から」と学校にも行かず自宅で自慰行為を繰り返してきた耕大に言い放つ。聞くところによると彼女は「学園裏サービス」に所属する風紀委員なんだとか…
商品価格を含め情報の一切は2025年12月17日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
キャラクターの魅力|強さの裏にある脆さ、脆さの裏にある強さ

矢庫は、ただの厳しい委員長キャラではない。
風紀委員としての使命感があるからこそ、耕大の甘えを断ち切り、必要な痛みを伴う言葉を投げかける。
だがその姿勢は、他人を突き放すためではなく、彼女自身の不器用な優しさの形だ。
外側は冷静で凛とした少女なのに、その内面は驚くほど揺れやすく、耕大の変化に動揺するほど繊細。
一方の耕大は、自分を見失った少年として描かれる。
矢庫の言葉が胸に刺さるのは、彼女が自分の弱さを見透かしているから。
そのまっすぐな視線が、やがて彼の恋心へと変わっていく過程は、読者にも痛いほど伝わる。
構成と演出|更生を軸にした心理ドラマ

作品構造は、
〈落ち込んだ主人公〉→〈矢庫による更生〉→〈芽生える想い〉→〈抑えきれない葛藤〉
という、非常に感情の動きが明確な四段構成になっている。
学園ドラマとして分かりやすく、心理の推移が丁寧に描かれているため、読者は二人の距離の揺らぎに自然と惹き込まれる。
矢庫の言葉や行動には教師でも友達でもない距離感があり、
その曖昧さが二人の立場を複雑にし、物語全体に緊張感を生んでいる。
読者体験|心の痛みを抱えた人への共感が生まれる

読者が最も強く感じるのは、立ち直る過程の痛みだ。
耕大の弱さや逃げたい気持ちは、決して特別なものではなく、誰もが一度は味わったことのある自分への失望そのもの。
矢庫の叱咤も優しさも、ただの恋愛フラグではなく、彼の再生を願うものとして描かれるからこそ重みがある。
二人の間に走る微妙な空気は、「成長」と「恋」が表裏一体で進んでいく思春期特有の緊張感を呼び起こす。
読者は耕大の未熟さにも、矢庫の不器用さにも、どこか自分を重ねてしまうだろう。
まとめ|人は誰かに叱られて、誰かを想って変わっていく

『学園裏サービス』は、表面的には指導と再生の物語。
しかし本質は、傷つきやすい二人が互いを映す鏡となって成長していく青春劇だ。
矢庫の正しさは耕大を救い、耕大のまっすぐさは矢庫の心を揺さぶる。
救ったつもりで救われ、導いたつもりで寄りかかっていた。
そんな関係の美しさと危うさが、この作品の核心にある。
自分の弱さに負けそうな夜、誰かの言葉に救われた記憶を思い出したくなる時に、そっと読み返したくなる一冊。

チーズ
最後までありがとうございました!
『学園裏サービス』はどこで読める? FANZAの試し読み情報!
霞雪誠先生の作品「学園裏サービス」を読むならFANZA一択!
コミックホットミルクでお馴染みの霞雪誠先生の作品が、FANZAなら多数用意されていますよ(^^)
エロ漫画好きならコレ! 霞雪誠先生の作品が読めるのはココ!


