【温泉街での出会いが織り成す、濃密なストーリーとエロス!】
9年前、偶然行き着いた温泉街で出会った少女・薄(すすき)。
懐いた彼女に薄荷(ハッカ)の飴を食べさせる際の口元に、彼は性的な興奮を覚えてしまった。時は流れ作家となった彼は、再び温泉宿を訪れる。そこで出会ったのは美しく成長した薄だった。あの頃のように薄荷の飴を欲しがる薄は、なんと彼の指ごと口に頬張る…!
商品価格を含め情報の一切は2025年12月25日現在のものです。
本記事の感想や評価は筆者個人に基づいています。あくまで参考としてご覧ください。
本ページにはプロモーションが含まれています。
キャラクターの魅力|寡黙な少女の成長と未熟だった青年の変化

幼い頃の薄(すすき)は、必要最低限のことしか話さない「儚さ」をまとっている。
だがその沈黙は決して空っぽではなく、主人公に向ける視線には小さな信頼と、言葉にしない情が宿っていた。
読者はその静かな感情を拾いながら、薄という少女の心の輪郭を少しずつ理解していく。
主人公は「なんちゃって作家」として、器用に生きられない青年。
薄が見せてくれる無垢な好意は、彼の自尊心を刺激し、一方で自分はそれに応えられるほど成熟していないという痛みも抱かせる。
再会後の薄は、幼い頃の面影を残しつつも、芯のある美しい女性として成長している。
9年という時間を経て、彼女の沈黙は抑えていた想いへと質を変え、その変化こそがこの作品最大の魅力といえる。
構成と演出|9年の時差が生む静かな劇的さ

物語は派手な事件を起こさず、温泉街という閉じた空間の情緒を背景に、心の動きを丁寧に積み上げていく構成になっている。
幼少期の出会いパートでは、短い会話や小さな仕草だけで二人の距離を描く、極めて繊細な演出が際立つ。
そして再会後、同じ場所なのに違って見える景色の描写が、二人の成長と感情を象徴する仕掛けになっている。
時間を飛ばすという大胆な構成は、主人公と薄に積み重なっていた思いを一気に濃くし、再会の瞬間にしっかりと物語の温度を上げてくる。
読者体験|思い出の匂いがふと甦るような感覚

『クチナシの色』は、読者自身の心の奥に沈んでいた誰かとの思い出を刺激する物語だ。
語りすぎない薄、未熟さを抱えた主人公、そして匂いまで伝わってきそうな温泉街の空気。
すべてが静かでありながら、読むほど胸の奥でじんわりと色を濃くしていく。
特に、再会シーンに漂う懐かしさと緊張の混ざった感情は、思い出の中にだけ残っていた人に、もう一度会えたような錯覚すら覚えさせる。
まとめ|静けさの中で心が少しあたたかくなる物語

『クチナシの色』は、大きな声で愛を語る物語ではない。
ただ、長い時間をかけて育った想いが、再会の一瞬で柔らかく結び直される。
そんな静かで深い余韻を残してくれる作品だ。
誰かをふと思い出して、胸の奥がゆっくりとあたたかくなるような夜に読みたくなる一冊。

チーズ
最後までありがとうございました!
『クチナシの色』はどこで読める? FANZAの試し読み情報!
ひらやん先生の作品「クチナシの色」を読むならFANZA一択!
COMIC BABELでお馴染みのひらやん先生の作品が、FANZAなら多数用意されていますよ(^^)
エロ漫画好きならコレ! ひらやん先生の作品が読めるのはココ!


